日本のドローン産業 活発化

こんにちは。空撮人(そらとりびと)の管理人です。
今日は日本のドローン産業について興味深い記事がありましたのでご紹介したいと思います。
『空の産業革命』といわれ、大手IT企業が次々と参入しているドローン事業ですが、日本でもその動きは活発化しているようです。
この度、日本における無人航空機の産業振興を目指すコンソーシアム「一般社団法人日本UAS産業振興協議会」が発足し、10月下旬以降、セミナーやシンポジウムなどの活動を展開すると発表しました。
この社団法人には、産業技術総合研究所、東京大学、ヤフー、リコー、ブルーイノベーション、東京航空計器、ルーチェサーチ、エンルート、などの企業・団体が参加しているそうです。
ドローンについては、これまで、軍事利用を始め、農薬散布や空撮、科学調査などの限られた分野で注目を集めてきましたが、国際民間航空機関が2018年から民間航空機の1つのカテゴリとして取り扱うことを決定したことで、アメリカやEU諸国ではさまざまな分野で活用の動きが活発化してきたとの事。
今回発足したこの協議会では、日本が世界の動向に立ち遅れることのないよう、民生分野における無人航空機システムの積極的な利活用を推進するとともに、無人航空機システムの応用技術の研究開発、安全ルールの研究、人材育成、環境整備に努めながら、無人航空機システム関連の新しい産業・市場の創造などに寄与するための活動を行っていくとしています。
10月24日(金)には東京大学で第1回定例セミナーの開催(無人航空機の開発状況と産業化への展望)を予定しており、協議会の理事長を努める東京大学大学院教授の鈴木真二氏が、「ドローン」「UAV」などと呼ばれている「今、最もホットな無人航空機」の世界各国における開発状況などを解説ようです。
一般社団法人日本UAS産業振興協議会 第一回定例セミナー申し込み
更に、来月の11月25日(火)には協議会の設立記念シンポジウムを開催する予定で、国土交通省、経済産業省、JAXAなどからの出席者も予定されており、「産官学一体となって日本の無人航空機産業の離陸を議論する初めての場」になるとしています。