3D Roboticsのドローン

3D Roboticsのドローン

ドローンメーカーの3D Robotics (通称3DR)が、Linux OSで動作するドローン『solo』を発表しました。

現在発売されているマルチコプターは、そのほとんどの機体に独自カメラが組込まれていますが『solo』はGoPro(Hero3+以降)の装着が可能なので、値段からもわかるように、カメラ分のコストが機体の性能に還元されているようです。

こちらの『solo』ですが、周回飛行、パイロット追跡飛行、設定地点への往復飛行、自動離陸、トラブル時の自動帰還、WiFi経由でのアップデート等、ドローンに必要な最低限の機能はありますが、

最大の特徴はサポートの手厚さではないでしょうか。

『solo』には、自身のフライト情報を記憶する機能があるので、万一墜落してしまい、その原因がパイロットのミスによるものではないと判明した場合には、機体とジンバルの無償修理、または代替ドローンを提供すると公表しています。

以前、ドローンの初期不良により、機体がノーコンに陥り墜落、メーカーに問合せ(機体の無償交換を要求)するも認められず泥試合→長期やりとりの末、ようやく機体の初期不良が認められるといった一連の様子を報告しているユーザーさんの動画をご紹介させていただきましたが、こういった後味の悪い無駄なやりとりも確実に少なくなるのではないでしょうか。

本体価格は999ドル(カメラ&ジンバル別売り)、GoProとジンバルのセットモデルは約1400ドル、販売開始時期はアメリカ国内では2015年5月~、その他の国では7月頃より販売が開始されるようです。