障害物自動回避ドローン

先日、2014年の紅白歌合戦でのマルチコプターを使ったパフュームのパフォーマンスについてご紹介さていただきましたが、
こういった自律制御機能を応用したドローンがどんどんでてきていますね。
現在、CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)にてTechCrunch Hardware Battlefield 2015が開催(1月6日~9日)されていますが、
その中で、ロボット工学研究チームであるSkySpecsが『Guardian』を発表しました。
この『Guardian』、なんと自動で障害物を検知し、回避する機能を装備しているドローンなんです。
映像を見てみると見事に回避しています。(2:56秒あたり)
ドローンを飛ばす上で懸念されていることといえば、電線やその他の障害物への衝突による落下、
ノーコンによる人への接触などありますが、この障害物を自動で回避する機能があればそういった心配が一切なくなりますね。
現在市場に出回っているほとんどのドローンにはプロペラガードが装備されていますが、
極端な話し、このシステムがあればプロペラガードもあまり必要ないのかもしれません。
更に驚きな点といえば、このシステム(障害物自動回避機能)を既存のドローン・プラットフォームに組み込めるという事。すごいです。
恐らく業界初のシステムだと思いますが、今後はこの機能がデフォルトになってくるのではないでしょうか。
今後の展開がますます楽しみです。