橋梁点検ドローン

橋梁点検ドローン

本日は、福岡県にある空撮の総合コンサルティング会社、PAUI株式会社(イワサキドローン)様より商品紹介のご依頼をいただきましたので、国産回転球体フレーム付マルチコプター『PAUI Oasis』についてご紹介をさせていただきす。

今年の初めに、油圧機器、建設重機、エレクトロニクスの製造や販売でお馴染みの『コマツ(株式会社 小松製作所)』が新サービスである『スマートコンストラクション』を発表し話題になりました。

そういった背景から、日本国内の建設現場においては、積極的にIT化、ロボット化を取り入れる動きが出てきています。

今回ご紹介させていただく、この『PAUI Oasis』は、主に橋の下側(裏側)の近接目視の代替用として、橋梁(きょうりょう)点検に用いるマルチコプターで、橋の下側(裏側)や壁などを転がって進み、機体に搭載するジンバル付きGoPro3(またはGoPro4)で0.2mmの傷を見つけることができるマルチコプターです。

橋梁点検は昨年の法改正で5年に1度の点検が義務化され、今年1月に公表された政府のロボット新戦略では、「インフラの目視点検等にロボットを活用することで、技術者による維持管理を効率化・高度化を図り、2020年頃までには、国内の重要インフラ・老朽化インフラの20%はセンサー、ロボット、非破壊検査技術等の活用により点検・補修を高効率化する。」と明記されており、その方針にも適応した新技術となります。

こちらの『PAUI Oasis』の発売日は、2015年3月上旬の予定しており、主に橋梁点検会社様を対象に販売を開始していくとの事です。

なお、本体価格は60万円~70万円(税抜)を予定しており、購入方法や製品についてのお問合せはPAUI株式会社(イワサキドローン)様のホームページより行えるようです。

PAUI株式会社様では、プロによる空撮の知識対策講座も開催されているようですので、ご興味がある方は是非チェックしてみてください!

今回ご紹介させていただいた『PAUI Oasis』の技術は、作業の効率化、人件費削減、技術者の安全の確保など、多方面での活躍が期待されていますが、やはり日本国内でドローンの開発が行われていくことはとても嬉ばしいことですね!

空撮人では日本国産ドローンの開発者様、国内メーカー様を応援しています!