大阪市がドローン対策

大阪市がドローン対策

全ての公園でドローン飛行を禁止にする動き『大阪市』

ドローンによる総理大臣官邸への侵入事件発生直後、DJI japanが、ドローンの飛行禁止区域に『総理官邸』『皇居周辺』を追加するなど、ドローンの運用に関する動きが一段と活発化していますね。

そんな中、大阪市が市内の981か所の公園すべてで操縦者が公園に入ってドローンを飛ばすことを禁止する対策を始めると発表しました。

大阪では、天守閣のような人気スポットが多い事から、公園などでドローンを飛ばす人が年々増加しており、ドローンの悪用や、墜落した場合の危険性が問題視されているとの事。

今回の対策は、新たな条例などを設けるのではなく、あくまで今の公園条例で禁止している『他人に危害を及ぼすおそれのある行為』という条項をドローンの飛行の規制に活用するとの事。

また、目的によっては事前に届け出てもらい、時間帯や場所を限定して個別の許可を検討するとしています。

日本においては、自治体がドローンの飛行を独自に規制するというケースはかなり珍しい事なので、今回の動きが今後どのような影響をあたえるか要注目ですね。