DJIから開発者向けドローン

DJIから開発者向けドローン

DJIのデベロッパー向けドローン『DJI MATRICE 100』

Phantom(ファントム)シリーズ、inspire1(インスパイア・ワン)などでお馴染みのDJIが、開発者向けのドローン「DJI MATRICE 100」を発表しました。

これまでのDJIの製品といえば、どちらかというと個人ユーザーをターゲットにしたマルチコプターが印象的ですが、今回発表された「DJI MATRICE 100」は、航空技術の新しいハードウェアやアプリケーションのテスト利用を目的としたデベロッパー(開発者)、研究者向けに作られているマルチコプターのようです。

セットには、映像伝送システム、モーター制御システム、フライトコントローラー、GPSコンパス、ビジュアルセンサー、リモートコントローラー、充電式バッテリー等が含まれており、飛行可能時間は、1キロの積載物の場合で約20分間、予備のバッテリーを装着することで40分(約2倍)が可能との事。

また、「DJI MATRICE 100」と同時にDJIより発表された『DJI Guidance(衝突回避システム)』は、独自の超音波センサとステレオカメラを使用し、機体から20メートル範囲内の、建物、物体を自動検知し、衝突を回避できるとの事。

もちろん「DJI MATRICE 100」との連携も可能なようです。

今回発表された2製品の価格は、「DJI MATRICE 100」が3,299ドル、『DJI Guidance(ガイダンス)が999ドルで現在予約受付中との事。

出荷開始時期は、今月6月下旬を予定しているようです。