インド警察がドローン導入

監視ドローンと言えば、現在放送中のPSYCHO-PASS2(サイコパス2)に登場するような監視ロボットを想像しますが、インドではこの監視ドローンの運用が現実的なものとなり始めているようです。
インド首都のニューデリー北部で地元警察が暗視カメラを搭載した小型無人機「ドローン」を導入するようですね。
Times of Indiaが報道した12月11日付の記事によると、Uberのタクシー運転手が女性客を強姦した事件を重く受け止め、デリー警察が今回の試験導入に踏み切ったとの事です。
この監視ドローンですが、来年の1月から本格的に運用を開始する予定で、QRTと呼ばれるクイックレスポンスチーム(緊急対応部隊)によって運用され、このチームがドローンから流れてくる映像をリアルタイムで監視し、問題発生時に即対応するとのことです。
このドローンは上空約200mを飛行し、1機のカバー領域は3キロから4キロとの事。温度感知式兼赤外線の暗視カメラを搭載しており、夜間パトロールにも対応するようです。
インドでのこういった試みは、今回が初めてという訳ではなく、すでにヤムナ河畔にあるヒンドゥー教の神像の周りの警備にこの監視ドローンを導入しているようです。