墜落防止 アルゴリズム改良

こんにちは。空撮人(そらとりびと)管理人です。
今日は『プロペラが停止しても墜落しないクアッドコプター』について書きたいと思います。
今や大手企業が開発に乗り出す程世界各国で人気上昇中のクアッドコプターですが、その一方で、墜落、操縦不能といった致命的な課題がある事も事実です。
これは去年(2013年12月)の話題なので恐らく今現在は更に改良されていると思うのですが、
なんと、飛行中にプロペラが脱落しても墜落しないクアッドコプター用アルゴリズムがすでに開発されていたようです。
スイスのFlying Machine Arena (FMA)による動画です。
映像をご覧いただくとお分かりだと思いますが、プロペラの一翅が停止しても何とか体勢を立て直し飛びつづけ、最後はゆっくりと着陸しています。
以前までのマルチコプターのフェイルセーフの手段としてはローターの数を増やすしかなかったようですが、このアルゴリズムを使用することでローターの追加コストが不要となり、より安価に安全対策ができるようです。
すごいの一言ですね。。。
ちなみにこの技術はFMA社が特許出願中との事です。